枝野官房長官は、福島第一原発事故に関するIAEA=国際原子力機関の調査団を24日から受け入れると発表しました。
「わが国として、この事故について、国際社会に対して最大限の透明性を確保すべく努めてきておりますが、(IAEAの)調査団の受け入れはその一環としてわが国の経験の各国との共有のためにも有意義なものとなると考えております」(枝野幸男官房長官)
IAEAの調査団にはおよそ20人の専門家らが参加し、今月24日から来月2日までの日程で日本を訪れます。
調査団は、関係者からの聞き取りに加えて実際に福島第一原発を訪れ、事実関係の調査や評価を行う方針で、来月20日からウイーンで開かれるIAEA閣僚会議で報告を行うことにしています。
これに関連して、日本政府としてもIAEA閣僚会議で事故の評価などについての報告を行うため、政府は「原子力災害対策本部」に細野総理補佐官を統括役とする報告作成チームを設置しました。チームでは外部有識者からのヒアリングなども行いながら、6月初旬までに報告書を公表する方針です。(17日18:04)
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