東京電力は、福島第一原発の1号機と4号機の原子炉建屋から、どの程度の放射性物質が現在も放出され続けているか調査を始めたと発表しました。
福島第一原発では2号機以外の原子炉建屋が大きく損傷しているため、現在も一定の放射性物質が放出され続けています。
このため、東京電力は敷地内の複数の観測点で空気中や土壌にある放射性物質を調べていて、数値自体は低下傾向が続いていますが、原子炉建屋からどの程度の放射性物質が放出され続けているかはわかっていません。
このため、東京電力は使用済み燃料プールへの放水のために1号機と4号機に設置されているコンクリートポンプ車のアームの先端に特殊な装置を取りつけ、放射性物質を採取し、放出される量の調査を22日、1号機で始めました。
1号機では原子炉建屋全体を覆うカバーを取り付ける方針が明らかになっていますが、このカバーによって、どの程度、放射性物質の放出を抑えられるのか、また、建屋の内部の濃度がどの程度上がるのかを推定するための参考にすることにしています。(22日21:10)
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